ウサギのビビ

実家には犬の銀四郎の他に、ウサギのビビというのがいます。ビビは女の子で推定４歳〜５歳。

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子ウサギの時は性別の判断が難しいそうなのですが、大人ウサギはすぐわかります。首の下の肉というか皮がたるんだようになってるのがメスで、たるんでいないのがオス。我が家では「肉袋（にくぶくろ）」もしくは「マフラー」と呼んでいます。メスウサギは子育てをする時に、自分の肉袋の毛をむしって子供達の寝床にするそうですよ。むしりやすいように皮が伸びたってこと？
ウサギの毛は本当にさらさらで密で温かそうですが、ビビは寒がりです。冬場はこたつにもぐり、部屋に陽がさすとひなたぼっこばかりをしているんだそうです。そして耳が冷たくなっている時は「寒い」という合図らしい。ほんまかいな？と思って耳をマッサージしてやると大喜びして、とたんに耳が温かくなり活発に動きまわりました・・・ためすまでもなく耳が冷たい時は『撫でて〜な』と頭をおしつけてきます。・・・う〜む・・・。
あとは「フゴフゴ」とか「ブー！」と鳴きます。フゴフゴ鳴きながら私のまわりをクルクルまわっている時もありました（いつまでたってもやめない。たぶん喜んでいるらしい。もしくは発情しているらしい。でももう私のことを忘れてしまったようなので、私に対して警戒はしてもクルクルはしなくなった）

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病院の先生が言うには「ビビちゃんはウサギさんの中では特別気が強い」んだそうです。どのあたりが気が強いのかはエピソードがありすぎて考えただけで頭が痛くなるほどです・・・飼い主の母は「ウサギは可愛いけど、わたしもう一生飼わない。飼う勇気がない」と言っていますが、病院の先生には「ビビちゃんが飼えたら、どんなウサギさんでも飼えますよ」と太鼓判をおされたそうです。甘えたい時だけ人の傍に来て、それ以外は威嚇してナンピトたりとも寄せつけないイヤなヤツです。
ビビが傍若無人に振る舞っていられるのも、犬の銀四郎のおかげだと思うのですが・・・。銀四郎くん、ビビが（銀四郎の）寝床を占領しようと怒りません。なんというか、ビビが来て銀四郎の人気が（以前にも増して）ウナギノボリになりました。

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ビビは目の前にあるものをバッタバッタと押し倒し、時には口でくわえて投げ飛ばし、駆け回り、さまざまなモノを齧る生活をしていますので（もう誰にも止められない）うちのカメとは一生対面させません。
銀四郎には（カメを母に一時預かりしてもらった時に）対面させましたが、しっぽを振りながら静かに眺めて終りました。カメ達は違う環境に慌てふためいて可愛そうなことをしました。
ビビのチャームポイントは左右で違う色のまつ毛です。向かって左が黒いまつ毛で、右が白いまつ毛なのです。実際に見ないとわからないんですけどね。まぁ、文句ばかり書いていますが、特に甘えてきた時などはメチャクチャ可愛いです。気の強くない？一般的なウサギはそれにも増して可愛いのかな？と考えると、ウサギは罪なほど可愛いと思いますよ。