庭に抜いては放置している草や芝を腐葉土にしようと思い、虫が大慌てで逃げているのを見ながらワサワサと袋に入れていたのですけれど、コロンと虫ではない生き物らしきものが転がったのでギョッとしてみたらカナヘビお子さんが冬眠していたよう。
カナヘビ
長い尾っぽを丸めてジッとしていた。気温変化のあまりないところで眠っているので、私がマジマジとみても手の平に乗せてもぼんやりしていて、だいぶたってから体を伸ばす。起こして悪いことしたねぇ…こんなところで寝てたのかい。と思いつつ、マジマジみることを止めない。動くと汗ばむほど暖かい一日だったけれど(うちのカメや植物は思う存分、日光浴に励んでいた)冬眠していた場所を触ると大変ヒンヤリしていていた。腐葉土化していてフカフカだったのも面白いと思った。今まで冬になれば、ちょくちょくカナヘビを探したけれど『このあたりかな?』と予測をつけたところは、ことごとく空振りだったのだけれど、湿気とか大きく関係してんのかなぁ…と今回思う。
陽にあてて体が温まるにしたがって目つきも動きも生き生きとしてきたのだけれど、心地いいところを見つけてもうちょっと眠るんだろうな。起きたら虫はたんといるし、この庭ではもう捕食されるようなサイズではないので、大きくなる子だと思います。
カナヘビ
カナヘビ
ハレーションを起こして見えづらいですが、なんと愛らしい尾っぽ!