yakuto2008-02-26

銀ちゃん*1が今月14歳に。めっきりじーさんぽくなる。それでも冬は元気元気に散歩に行く毎日。朝夕1時間ずつ。日によっては2時間近く散歩するそう。家でも庭に出たり部屋で寝たりの生活でやたらに動いている感じもする。階段の上り下り(とくに下り)なんかが少し負担になってきたような印象を受ける*2けれど大きな病気などしないで過ごしてほしいものです。
生まれて二か月あまりでうちに来て、一緒に寝て育てたやつなので私にとっては我が子のような感覚なのですが(基本的なしつけをしたのも私だったので)母にとっては銀ちゃんは我が子(『我が子のような』と『我が子』という違いがあるのです)なので、実家では私と弟と銀ちゃんは兄弟の扱いをうけているのでした。(父などは最近になって「うちは3人子供がいて末の男の子(銀ちゃん)が一番かわいい」などと公言しており「あれ?お子さんは2人じゃなかったですか?」と言われているそーです。父の回答「いや3人です」)親が主張している『末の子が一番かわいい』で私も弟も満足。
でも、でもねぇ。末の子と言っても、やっぱり銀ちゃんは普通になにもなければ家族の誰よりも早く年をとり、私たちは銀ちゃんを見送らなければいけない日が来るのです。それを考えると淋しい気持ちになるけれど、でもどんなに考えても家族全員で銀ちゃんを見送ることができる状況であってほしいと思うのでした。
イシガメの天山やウサギのビビが突然、若くでこの世を去った時、そして今もビビの話をすると(天山のことを考える時)恨みごとに近い悔いる言葉、傲慢かもしれないけれど、もっとこうしてやればよかった。ほんとうは別のやり方があったんじゃないか。という話になるのです。それらから逃れられない。銀ちゃんの前にいたテツもそうですね。テツの写真は今も見ることができないくらいに・・・。
そういう時に高校時分からの友達宅のカズくん(わんさん)が20歳の生涯を大往生をまっとうし、伊藤さん宅のキャンディー(にゃんさん)も20歳で逝った時、そしてカズくんやキャンディーの話をしている時、彼女たちに共通していたことがありました。カズくんのご家族もキャンディーのご家族も楽しい思い出をたくさん話して「こんなに楽しい思い出をくれた子がこの世にもういないのが淋しい。」と幸せな気持ちや感謝の気持ちを何度も何度も言うのです。うちの子もそういうふうに話したかったし、そうやって話せたらと思います。
銀ちゃんがつつがなく元気に私たちのそばにいてくれることはありがたいことです。

*1:実家にいるわんさん。銀四郎。

*2:なるべく負担にならないように、銀ちゃんの先生や犬飼いさんに相談しながら色々と工夫をしている最中。