ひさびさ(もういつ以来かわからない。日誌を見ればわかるけど。)に丸一日家にいたうえ快晴だったので、カメに甲羅干しをさせ伸びている爪を切り(カメの爪ね)身体測定をする。それらは4時間くらいかけてやったのですが、4時間じっくり爪を切ったり身体測定をしていたわけではなく(長時間そんなことしたらうちのカメは激怒するでしょう)甲羅干しを4時間させている間にちょこっと色々したということ。4時間のうちに夕飯の用意もすれば、昼飯も食べ本も読み、植物の世話(といっても観察するだけ)カメどものケージの掃除水換えなどなどいろいろするんです。・・・一応。
ただ眠ることだけはできないのでした。この時期のカメの甲羅干しといえば我が家では強制甲羅干しのことを指し、我が家辞書で強制甲羅干しといえば水を張っていないケースにカメをいれて日向に出すのです。(今の時期は基本的に簾などで日陰をつくりませんが、もうすこし暖かくなれば簾で日陰をつくる。)
イコロ甲羅干し
イコロ甲羅干し posted by (C)キリン子
こういう場合、気温があがりすぎるとか(この時期でも直射日光があたる場所は40度近くなる場合がある。)反対にこちらが気づかない間に太陽の位置がかなり動いてケースが完全に日陰でおおわれていたり、はたまた雲が出て温度が一気に下がっているなど・・・ぬくぬく強制甲羅干しの裏にはうちのカメにとって危険・不安要素はかなりあるのです。足をのばして気持ち良さそうに干していても一歩間違えば日射病や風邪がまっているのでした。
それらの不安をとりのぞくには、まぁ、時折肉眼で確認するしかないよなぁ・・・というのが今のところ私の結論。まじまじ見ていると奴等は威嚇してきたり怯えたりするので、時々チラッと見るていどだけれど・・・・。いまの飼育環境で冬場も太陽光に(時間や気象条件が許すかぎり)さらしてやりたいと思っているかぎりはこういうことは続くのかねぇ。
思う存分甲羅干しをしたあとのカメというのは、ほんのり温かく(「ぬくい」って言葉がぴったり)イシガメなどは「ほんと石だよ。こりゃ石にしか見えねぇよ」という風貌なのでした(表面が乾いているから)ぬくい石。とくに体の大きな風雨やイコロを触ると『内蔵まであったまってるね』と感じる。そんでもっておまえらはさすが爬虫類だねーと思う。
カメどもの甲羅干し終了後すこし寝る。コタツにはいって本を読んでいるうちにいつのまにか寝たんだけれど(いつの間にか寝るつもりで横になって本を読んだのです)やっぱコタツで寝るのは危険。起きたら喉がカラカラになるもの。起きた時、い、息が・・・で・・きねぇ・・!ってくらい喉がカラカラになって起きるんだけれど、寝てる間はきっと(少なくとも起きる直前まで)ふつーに息をしていたはずなんだから不思議。直前まで息をしていたなんて信じられないくらいのカラカラだもの。喉がカラカラくらいならいいけど時には体もカラカラになった気になって生命の危険すら感じる。実際はまったくカラカラになってないですけれどね(体重は減っていなかったということ)
かといってちょこっと寝るのに布団で寝るのもなー。なのでコタツで寝るのでした。しょっちゅうちょこっと寝るのに布団にもぐりこむ私が言うのもなんだけど・・・。今回コタツで寝たのは、たんに布団のある部屋に行くのがめんどうなだけ*1だったと言えましょう。起きてみて思ったのはやっぱカラカラは嫌だから布団で寝た方がいい。これから先もコタツでカラカラを幾度となく繰り返す予定だけれど、寝るなら短時間でも布団にしたほうがいい。

*1:布団のある部屋はコタツのある部屋の隣で距離にして3メートルと離れていないんですけどね。その移動すら面倒だというテイタラク振り。