yakuto2008-01-29

4月末頃に私がひいきにしているお店の支店が(もしかしたら本店が移動するのかもしれない。くわしいことは不明)わりに近所にできると知り、わくわくそわそわ。私は先々のことってあまり考えないのだけれど、早く4月にならないかな〜。と思う。4月になったらなったで今より忙しくなってそうな気もするけど、そーいうことは考えないようにする。
時間があったり、気が向いたり、「いい色だなぁ」と感じた時には、家で出た煮汁だとか煮出したもの(食物、剪定した木、切り花の茎など)を使って、糸や布を染めるのが私の日課なのですが(基本的に糸が望ましい)先日はかなりいい色が出てよかった。新牛蒡の皮だったのですけれどね。そして皮と中身の色が違ったのがいかにもな感じで面白かった。面倒なのとほかのはちょっと躊躇するという理由から媒染にはみょうばんか無媒染を選択するのだけれど、皮の部分なんか別の媒染だったらとても楽しかったんじゃないかとチラッと思う。
私のこういう行動は子供のころの遊びの延長で、当時は春先から夏、初秋にかけてよく染め遊びをしたものです。とくに緑の葉っぱ。緑の草。草を絞って汁を集めてガーゼハンカチの端っこをひたして・・・という単純な遊びだったけれど、汁は濃緑だったのにガーゼハンカチにはほんのりとしか緑がつかなかったり、乾かしてみると茶色っぽくなったり、はたまた洗濯するとほとんど色が落ちてしまってシミのようになったり、同じ草を使っているのに日によって色が違ったり・・・楽しかった。その楽しい気持ちが忘れられないで、いやもしかしたらやっぱりずっとただただ好きで今もこうして遊んでいるのです(そして忙しいと言っているのでした)
写真は年中穿いているフィッシャーマンパンツの一部。上記のお店のもの。手織りのもので、穿けば穿くほど、洗えば洗うほど布も色も馴染んでくるのです。店員さんが穿いているフィッシャーマンパンツに一目ぼれして購入したのだけれど、私のはまだまだ。店員さんのものは馴染むというより、布が遊びだしていた。その姿にたまらなく惹かれたのでした。