本文も写真も素晴らしいです。入門書であり専門書であり、最新の情報も悩椶気譴討い*1タガメの誕生と脱皮などはたまげるほど美しい。全体を読み掲載されているデータなどを合わせて考えると、見えてくる事もある。写真を楽しむだけでも十分に心奪われると思います。
タガメ滋賀県立琵琶湖博物館にて。
タガメ
タガメ posted by (C)キリン子
ちっこい写真は飼育下のニホンイシガメ(女子の風雨と男子の森羅)うちのカメです。森羅(ちっこい方)が風雨の顔の前で前足を左右にひらひらさせているのですが、これはニホンイシガメの求愛行動。風雨は目もくれず。森羅はひらひらさせていた前足を風雨におさえこまれあわてるふためいていたです。
兵庫の自然今昔

兵庫の自然今昔

こちらの本は写真という情報の凄さというのを感じたです。本文中に何度も、震災で写真が紛失してしまい貴重な資料がなくなってしまった。少なくなってしまった。というような事が書かれいるのだけど、私もアルバムとか文集とかないもんなぁ。文集なんかは読みたくなれば誰かに見せてもらえばいいけど、個人の思い出や資料はそうはゆかないからなぁ。いろんな文献や地域の資料が多く失われたのはよく聞くし、近所でもそういう事があったけれど、何度聞いても切ないものだし、仕方のないこととわかっていても、あきらめ切れないところ。
そして、たしかに多くの資料を失ったかもしれないけれど↑の本は題名通り、今昔が垣間見えよく出来ていると思う。

*1:たとえばツボカビ症。