うちのカメは配合飼料をメインに与えています。夏場は毎日。冬場は二日に一度。各カメ決まった量を与えているです。
そしてたま〜に「オヤツ」と称して配合飼料以外のものを与えます。うちのカメが赤さんの頃はレバーや魚の内蔵などは好物でしたが、野菜や果物は(イシガメ男子の森羅をのぞいて)食べませんでした。口にいれても「なんじゃいこれ!」という感じで吐き出して終り。水草も食べなかったですね。ホテイアオイなどは、たま〜に齧ったあとがあったけれど、食いちぎられたホテイアオイのカケラがプカプカ浮いていたです。唯一、野菜や果物を食べる森羅だって「不味い」と判断したものは断固食べず。たとえば甘いバナナは食べるけど、甘くないバナナは食べない。とか。
それが去年の夏頃からイシガメ女子陣が「甘い枇杷」などを食べるようになってきたのです。以前は見向きもしなかったのに・・・。冬になると水場に入れているホテイアオイをボロボロにしだした。水場に水草や藻をいれてやると、男子陣は藻にくるまってジッとしたり眠っていたりするけれど、女子陣は藻がアッという間になくなったです。はじめは「???」と思っていたけど、排泄物に藻らしきものが混じっていたので「食っていたのか」と気付いたです。二日に一度のつぶ(配合飼料)では足りなくて飢えているのか、食の好みが広がったのか、両方か、ハッキリした理由はなんとも言えないけれど、個人的には空腹+嗜好の変化があるような気がする。
この前は風雨ケージの水場にキャベツの葉を浮かべてやると、散々チェックした後に齧った!と思ったら瞬間、ペッと吐き出したです。ふた口齧って、ふた口とも吐き出した。一旦、観察をやめて15分後にもう一度見るとキャベツは跡形もなく消えていました。観察で受けた印象は不味いけど腹が減っているので食った・・という感じでしたね。
日をおいてプチトマトをやってみる。食べやすいように十字に切り込みをいれて皿に置いてやると、そそくさとチェックしだしてガツガツ食べ始めたです。プチトマトは好物。昔は匂いをかいだだけで拒否。だったのになぁ。イコロもガツガツ食べていた。
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カメを撮る時は極力ストロボをたかないようにしているのだけど、今回はピカピカ撮ってしまった。そのピカピカをものともせず食べ続ける風雨。イコロもは視線を感じると食べなかったけれど、隠れてコソコソ(でもすごい勢いで)食べる。自然界のカメなどは食べるものを選ばず。なのかもしれないけど、赤さんカメ時と青年カメ時では食べる内容が違ったり、変化があるのか興味深いところ。男子陣は森羅はプチトマトを食べ、クサガメのプンタは見向きもせず。
でもやっぱりオヤツの中でも一番目の色がかわるのは、レバーだとか魚の内蔵。あとは生き餌(うちではナメクジやミミズをやっている)ですけれどね。