ドラマ化

セクシーボイスアンドロボがドラマ化されるそうです。

セクシーボイスアンドロボ1 (BIC COMICS IKKI)

セクシーボイスアンドロボ1 (BIC COMICS IKKI)

うへぇ。嬉しいような心配なような・・・ロボ役が松山ケンイチくん。今年はテレビを観る時間が多くなるな。二コはどなたが演じるのだろう??
黒田硫黄の漫画は(たぶん)全部所持しているのだけれど、個人的には大日本天狗党絵詞を映画化してほしいと思っています。してほしいと思いつつ、それ以上に「してほしくない、あの世界観は漫画でしか味わえない」とも思っているのだけれど。最終巻など何度読んでも、表現しづらい感情に包まれるです。
大日本天狗党絵詞 1 (アフタヌーンKC)

大日本天狗党絵詞 1 (アフタヌーンKC)

それにしてもセクシーボイスアンドロボかぁ・・・黒田さんは連載途中で執筆をお休みされてしまったので未完作品なのですよね(今は違う作品を連載されている)未完であるがゆえに、ドラマではどういう描き方をされるのか楽しみ。どうも二コが主役じゃないような感じなのだけど、そういうことろもドラマならではになるのでしょう。
黒田作品のどういう所が好きなのか?と聞かれたら(聞かれたことはありませんが・・・)あれこれ色々考えたあげく「諦めのような雰囲気がただよっているところ」などと言いそうです。その時々で言うことはコロコロ変るだろうけど、それに似通った返答をすると思います。登場人物達の前向きでも後向きでもなく(そして決して投げやりではなく)さまざまな事柄を受容れてゆく雰囲気がたまらなく魅力的。どこかで諦めつつもがむしゃら・・と感じさる点も・・・『黒田さんはこーいう作品や人達を描いていてしんどくないのかなぁ?ギリギリのところで描いているんじゃないかなぁ』と心配してしまうくらいに魅力的です。黒田作品に登場する人のような生き方をしたいなぁ、できたらなぁ、でも、そういう生き方ってけっこう難しいんだろうなぁ・・・とも(たまに)思う。
ドラマに話を戻すと・・・難を言えば、松山ケンイチくんはテレビドラマとは縁の薄い人でいてほしかったです。あとは原作付きのドラマ(映画もアニメも)がこうも続くと、ちょっとねぇ・・とも思います。結局はハラハラしながら楽しみにしていたりもするんだけど。