角煮

ひさん(←友達の呼び名。名前部分は「ひ」悲惨にあらず)から葉書やら色々届く。
故宮
故宮 posted by (C)キリン子
國立故宮博物院のもの。パンフレットに押してあるハンコも含め感謝。ハンコは大事だ。
故宮博物院・・行きたい場所のひとつ。故宮博物院ができた歴史を私が軽々しく書くことなど出来ませんが、「よくぞこれだけの数がてんでバラバラにならず残って(残して)くれた」と思わずにはいられないです。ついでに書くと芸術新潮1月号は故宮博物院の特集のようです。
写真の角煮は故宮博物院に所蔵されている清時代の「肉形石」・・・石なのですよね。ひさんは台湾に行く前から「肉形石見たい!もう1回ぜったい見たい。肉・肉」と叫んでおりました。これ、どこで採れた石を使ってるんだろーね。
肉形石・・・そうとしか名付けられないような姿形をしていますが(ほんと角煮だものね)・・・間違って食べようとしてしまい手に取り口にしたとたん「かたい!つめたい!」とビックリした人いないのかな?とか、清時代には角煮ってあったんだな。とか・・いらぬ事を考えてしまいます。しかしなによりも、この角煮(肉形石)を作り金の台座に置いた人と、肉形石を価値あるものとして運んだ人に感謝してしまうな。金の台座に置くっていう発想が・・・。ジャストサイズなので角煮(肉形石)のために作っているのですよ。皿の上に置いていても「おお〜!」って思うけれど、間違って食べようとする人が出現するかもしれない。
角煮(肉形石)の凄みは(生々しい角煮であるはずなのに、冷たくて硬い石で出来ているという点も含め)インパクトだとかパッションだとか異彩の放ち方、違和感などだと思います。見る人に少なからず戸惑いを与える。何かしらひっかかりを感じさせるというのはとんでもない代物だよ。ああ、故宮博物院に行きこの目でしっかりと見てみたい。私が一番見たいのは硯なのですが・・角煮も見たい!
この角煮(肉形石)葉書はエアメールで届き、パンフレットは日本国内から郵送で届いたのですが・・・切手もなかなか素晴らしかったのです。
切手
切手 posted by (C)キリン子
ひさん・・色々楽しんでくれてありがとうございます。私も楽しみました。小籠包の上手な食し方を教えてください。