厄神さん

yakuto2007-01-18

近所にある厄神さん*1で祭り。実家では祭りに合わせて巻き寿司を巻く習慣があるので、朝から手伝い。2日間で30本作る予定らしい。本日は15本作る。お参りがてら寄って下さった方へ振舞うのです。
まきずし
まきずし posted by (C)キリン子
「前はもっと巻いてたやんなぁ」と言うと、母いわく(私が小さい時は)100本は作っていたらしい。まぁ、それくらいは作ってただろうな・・おばあちゃんがいたし。と、懐かしさと共にため息がでる。これが終れば正月気分も一段落。年末からの手伝いも一段落。
幼少の頃の私は、日頃から自分が食べるため用に新香巻き*2作りをし、巻き寿司をうまく巻く訓練をしていたのですが(遊び半分で楽しかったです)それも懐かしい思い出。毎日のように祖父に「へたくそ」とか「中身が寄っていて見栄えが悪い」「押さえすぎで米が潰れている」などとイジワルな事を言われ、そう言われるたび『くっそ〜!!』と闘争心をメラメラと燃やしながら・・・・手だけは軽やかに(←イメージ)巻いていたです。当時は毎日が真剣勝負だったけれど、その真剣さはかなり滑稽だったろうなぁ。
結婚してからというもの12月31日には朝から私の実家でお節作りを手伝い、夕方にはバタバタと同居人の実家に行き(なので自分が作ったお節を食べることはない)年末年始を過ごし、厄神さんの時も巻き寿司作りだけ手伝ってイソイソと出かけたり・・・が続いていたので、今年の年末年始は「昔にかえったような」気分。昔といっても、たかだか3年前の話ですけれどね。
「たまにはこーいうのもいいな〜!でもな、私はいつまで実家(とくに母)の手伝いばっかりするんや?たぶん御前様(母)か私が死ぬまでやろな。うけけけけ」と無駄口を叩きながら巻いていたのですが、まぁ、当たらずといえども遠からずという感じがする。私は母の要望に対しては絶対服従に近いから。
今回の年末年始は私の体調不良が招いたものなので、無駄口叩いて喜び懐かしがってんじゃねぇ!とも思いますけどね。
たまご
たまご posted by (C)キリン子
↑巻き寿司の中に入れる卵なのだけど、ぐりとぐらを彷彿とさせます。

*1:松泰山 東光寺

*2:我が家では「こうこまき」と言う