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同居人から「機械で入金しようとしたら、うまくいかなかったから窓口で入金してきてもらえませんか〜」という頼まれ事を受けたので入金票とお金を貰う。1万5千円も渡され『い、一体何を買ったのだよ!!』と思い明細を見ると、雑誌の年間購買(2年分)でした。
東京科学同人が出版している現代化学という雑誌なんですけど、非常に専門的すぎて私にはお手上げの内容であります。本屋にもあまり置いていないから定期購買をしている。同居人は図書館で他の科学雑誌(日経サイエンスとかニュートンなど)も借りて読んでいる。科学と工業とかいう雑誌も家にころがっていた。定期購買するなら日経サイエンスやニュートンでお願いします(私にも楽しく読める内容なので)と、言いたいところなのだけど、本人が現代化学を購入したいのであるなら、しゃーない。
現代化学・・・目次を見て『なんとなく面白そう』と思ったものは(ほんとうに稀に。年に1、2度)私も読むのですけど、ゴーシュ理論(という言葉ではなかったかもしれないけれど・・・とりあえず『ゴーシュ』という単語が出てきた)と、青いバラについて書かれたものは楽しく読んだ記憶がある。それらを説明しろ。なんて言われても、私は説明できないですけどね。説明できないけれど楽しく読みました。
ゴーシュに関していえば、ゴーシュという単語についての説明から本題に入ってゆく文章が非常によかったですね。
青いバラは、青いバラが完成した!というニュースが流れる前後(たぶん後?)に特集されていたのだけれど、ニュースで見た青いバラの印象が強烈だったので(青というよりは、藤色、薄紫色という印象を受けました。儚いという言葉がピッタリの趣であった)面白く読んだのだと思います。私の記憶が間違っていなければ・・・青いバラが完成したというニュースが報道された2ヶ月ほど前に
- 作者: 最相葉月
- 出版社/メーカー: 新潮社
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現代化学を読んでいると私の理解はおよばないけれど、すぐ隣りでは(同居人のこと)深く理解し楽しむ者もいるのだということを教えてくれます。ある程度の知識がないと太刀打ちできない世界というのがあるのだという事も、まざまざと教えてくれるです。世界って広くていいねぇ。なんて大仰なことすら思ってしまう時がある。
ちなみに同居人、科学博物館などに行って(私が見るかぎり)一番楽しそうにズッと眺めているのは周期表(の模型)です。博物館によって展示方法が違うのも面白いのだけど、とにかく周期表は見ていて飽きないのだそーだ。家にも周期表が印刷されている下敷きだとかポスターがある。大阪市立博物館の周期表は面白かったようだ。私はこの博物館だと昔の人の世界観を紹介している所が興味深かった。顕微鏡もよかったな。
周期表のことを書出すと、止まらないので別の機会にでも書くことにする。ちなみに周期表は元素周期律表というのが本名(正式名称?)なんだそうです。