オウエンとムゼイ

昨日、本が届いたです。さっそく本屋に取りに行ってきました。

オウエンとムゼイ

オウエンとムゼイ

写真ばかりダーッと見てしまったのだけど、「写真が小せぇ」とちょっとガッカリ。本のサイズが小さいから仕方なし(なぜ大型本と部類されているのか理解できない)アルダブラゾウガメもカバも大きい動物なのだから、大きいサイズの本にした方が「うわ〜!」と感じると思うんだけどなぁ。
この本の巻末には「もっと知りたいこと・・・」と題して、舞台になっているケニアやマリンディというところ、カバ、アルダブラゾウガメ、津波、オウエンとムゼイの未来についても書かれており(少しだけなんだけど)、なかなか良い。「もっと知りたいこと・・・」があるのとないのとでは、全然違うものになっていただろうな・・と思います。
ニュースで得た情報などを合わせながら本を読むと・・色々と疑問がわいたり、ジーンときたりしてしまった。本にはムゼイは人なつこくはなく、たった一人の人にだけ心を許している・・・というような事を書いてあるのだけど、ジョージもそうでしたね。
オウエンとムゼイ
オウエンとムゼイ posted by (C)キリン子
私の中でケニアといえば・・神戸先生です。ケニアで獣医さんをなさっている人です。私が神戸先生の存在を知ったのは8年前。象牙を取るためにゾウが密猟され続けることを訴え、ゾウの保護活動をしたいのだと仰っていた。日本に帰国された時に一度お会いしたのだけど、その時も(今はなき宝塚ファミリーランドの)ゾウの話でおおいに盛り上がったです。あとは天王寺動物園のコアラの話でも盛り上がったな。とにかく動物の話で盛り上がった。あと、いかりや長介さんの話でも盛り上がった。
その神戸先生、今月『夢の扉』というテレビ番組に2週連続で特集されていたのだ。元・同居人というか家族?同然の友達が教えてくれた。2人で「神戸先生が〜!!」と、盛り上がったのだが私は前編を見逃し、友達は後編を見逃した。アホだ。私の母も「アンタの好きな神戸先生がテレビに出てるよ〜」と教えてくれた。そして母は前後編きっちり観たそうだ。
テレビに出ている神戸先生、やはりゾウのことを訴えていて嬉しかったなぁ。8年前に仰っていた事よりずっとずっと深い活動をなさっていて、とても考えさせられました。テレビの神戸先生は人間と野生動物の共存について考えたいということを仰っていたけれど、8年前も同じようなことを仰っていたと思う。私は神戸先生の人柄に魅かれたのだけど、今も変らず魅かれ続けるお方だな。
友達と「神戸先生に会いたいねぇ。また会えるといいの〜。いや、会えるよね」というメールのやり取りをしたのだけど、本当にそうなるといいなぁ。