図書館で何度も何度も借りて読んでいる本があります。何度読んでも素晴らしい!ではなく、あまりに分厚くて貸し出し期間の2週間では読切れないのです。
分厚いだけなら読もうと思えば読めるのですけど(字を追ってゆけばいいだけなんだから)私は少しでも理解したい。できればより多く理解してみたい。と・・・・その世界に魅かれているわけなのです。
さらに書くと、当初の目的は他の本が読みたかったのです(その本は非常に薄っぺらい)しかしながらその本を理解するには・・・分厚い本を読み、ある程度理解していないとダメなのだろうな。と、判断したから、おおいに持て余しつつ分厚い本に挑戦しているのです。
その分厚い本・・『私の知識と理解力じゃ歯が立たねぇな』と思う箇所が山のようにあり、そのつど他の本で勉強というか、その本を理解するための知識を付けてから・・戻る。をくり返しているので、読み終わるのはいつのことになるやら・・・という感じです。本来読みたかった本を読む日は訪れるのでしょうか。たぶん数年先でしょう。読むことのできた暁には(達成の証として)このブログに本を紹介しようと思う。
分厚い本・・難しいのだけど面白いのです。たまに身震いするほどに感動したりするのだよ。
昨日、本を借りようと貸出しコーナーに並んでいると、私の前に並んでいたのは小学2年生くらいの男の子でした。その子はズッシリと本を抱えていたのだけど、全部鉄道関係の本。子ども用の本もあれば、どう考えても子ども用には作られていない本もあり・・そういう(子ども向けではない)本を多く抱えていた。男の子は家に帰って、その(決して優しくない)本を読んで身震いするほど感動したり、漢字が読めなくて四苦八苦したり、知らない世界に心躍らせたりするのだろうなぁ・・私と一緒だなぁ。お互いそれぞれに楽しみましょう。と、思ったです。