yakuto2006-10-19

このところよく寝ているのですが、悪夢もよく見るのですよ。
悪夢ってほどではないかもしれないけど「起きた時『あ〜夢でよかった』とは到底思えず、いやな気分がずっと続く」よーな内容の夢をよく見る。
現実に身の回りで起こり「いやな気分」になった時の事と、ゆるやかにリンクしているんでしょうね。「夢だったけど・・実際にもそーいう風になってもおかしくない・・どよ〜ん・・」なのです。やだねぇ。
今日も面白い夢を見たハズなのに、その面白い夢に2つも「いやな気分」になることが織り交ぜてあったです。
面白かったのはジャンボジェット機がジャンボジェット機サイズのタケコプターを装着し飛んでいるのです。「なんじゃあれ」と思って眺めていると、どんどん近づいて来てですね。私の目の前をタケコプタースピードで通過したと思ったら・・おもむろにバックしはじめたのです。
興奮と混乱で飛行機の方に走っていたら(日常生活で私が走ることは皆無)・・同居人が現れ「コプター型(何故か「タケ」部分は省略)は伊丹や神戸空港には離着陸しないで、ここ(我が家の近所にある納屋)で離着陸する」と教えてくれた。
「えええ〜!」と思ったけれど、そこはさすが夢・・一瞬で「ヒミツの名所や〜。なんでみんな知らんのやろ。すごいー。あんなちっこい納屋に飛行機入っていくで〜」と大興奮しました。(機内からパイロットが私と同居人に向かって手を振っていた)
あ〜面白かった。でも、途中と最後に「いやな気分」になるよーな場面があったりするのです・・・・・ふぅ・・・。イヤな気分になったりもしたけどけど、面白かったしな・・などと、夢に対して辻褄を合わせようとしている自分がいたりするのがタメ息です。
ほかに特筆すべきことといえば・・我が家の近所の風景が出てくる夢は・・・必ず(十中八九)震災前の景色なのです。建物の外観も内観も道路も風景も・・すべてが震災前に見ていた景色。もう戻ることはない懐かしい景色。嬉しいような寂しいような気分になります。
内田百けん(門構えに月)が書いた随筆の中だったか、お弟子さん(ヒラマヤ山系あたり?)に話して聞かせた逸話だったかに、故郷について書いて(もしくは話して)いるものがあるのですけれど(百けんの故郷は岡山じゃ)・・・あの話は本当によい。夢の中で懐かしい風景が出てくるたびに内田百けんのあの話を思い出す。
写真はカプチーノ。かわいいねぇ。