テレビ

私は無精なので・・・同居人がしてくれることはすべて同居人にまかせています。
その中でも飛び抜けて任せっきりなのが、テレビ番組のチェック。私、ここ数年、テレビ番組のチェックはまったくしていません。新聞のテレビ欄も見ません(年に両手で足りるくらいしか見ないな)私の好きそうなテレビ番組などを見つけると、同居人が教えてくれるのじゃ。ありがたいねぇ。
今日などは目白押しでビビる。シーナさんが出演する絵本についての番組と、自然のやつと、國芳さんの。シーナさんに國芳さん・・・ありえん。ありえんすぎる。好きすぎる。國芳さんを録画(永久保存)、シーナさんを観ることに決定。今、シーナさんのテレビを観ながらブログを書いているんですけど・・・長新太さんの「ころころにゃーん」について語られているところ・・・そっかぁ・・・私「ころころにゃーん」持ってるよ。(ごろごろにゃーんは持ってません)長さんの絵本では「みみずのオッサン」が忘れられぬ。

みみずのオッサン (絵本・こどものひろば)

みみずのオッサン (絵本・こどものひろば)

シーナさんは「海ちゃん、おはよう」という単行本を読んでから遠のいていたのだけれど・・・「海ちゃん、おはよう」はとてもいい作品なのです。
海ちゃん、おはよう

海ちゃん、おはよう

とてもいい作品すぎて『今の私にはちょっとシーナさんは無理かもなぁ・・』と、漠然と思い、意識的にシーナさんから離れたのだ。(ドン・アギラス号だけは例外。サイン本を2冊も買った)意味不明の理論ですが、私の中では不明ではない。「海ちゃん、おはよう」を読みながら、さめざめと泣いたのをよく覚えているです。「さめざめと泣くというのは、こーいうことを言うんだろーな」と考えながら泣いたのも覚えている。「泣きながら分析じみたことをして・・こーいう醒めている所が私の悪いクセだ」と思ったのもよく覚えている。シーナさんが書く「海ちゃん、おはよう」は、当時の私にとって強烈だったんだよなぁ・・・。今も読み直す気がせん。あと30年くらい経ったら読むかも。とにかく「海ちゃん、おはよう」でシーナさんから離れました。
しかし、ついこの間から再びシーナさんを読みはじめたのです(「モヤシ」単行本が復活第一号。)
シーナさん、いいねぇ。とくに「かえっていく場所」は秀逸。
かえっていく場所 (集英社文庫)

かえっていく場所 (集英社文庫)

私はシーナさんの何が好きかといえば・・・たぶんだけど・・シーナさんの書く文字が好きなのだと思う。あの字でシーナ作品が生まれるのかと思うと、妙に納得するし安心する。
はなしはかわり、國芳さんは私が一番好きな絵描きなのです。とくに好きなのは動物や子供を描いたものだな。あと、語り継がれている國芳さんの人生や人柄そのものが好きだ。
テレビは30分番組なのですが、30分などでは國芳さんの魅力は語り尽くせないだろうよ(でも、嬉しい)このブログでも語り尽くせん。故・杉浦日向子さんが「とんでもねぇ野郎」と言っているけれど、この言葉が一番國芳さんを語っているかもしれん。杉浦さんもとんでもねぇ野郎だけど。早く録画したのを観たいな。
シーナさんの番組、再放送があれば録画したい。同居人よチェックよろしく。