クレヨン王国とパディントン

先月(先月だっけ?)講談社文庫から「クレヨン王国の十二か月」が出版されました。なつかしいねぇ。文庫になるのか。しかも内容がちょっと違うのか。へぇ。です。すぐ買いましたよ。

クレヨン王国の十二か月 (講談社文庫)

クレヨン王国の十二か月 (講談社文庫)

私が本を読みだしたのは、けっこう遅く小学校4年生だとか5年生(10歳以上になって)からでした。マンガもその頃から読みはじめたと思う。それまではあまり読んだ記憶がないですね。図鑑とマザーグースと少しの絵本くらいしか記憶なし。理由は体力がなかったのだと思います(本を読み切るのってけっこう体力いるんだよ。)学校も6割出席したら上出来という出席率で、あまり学校には行かなかったです(中学生の時も)時期によっては半分も行かなかったと思う。まぁ、あまり学校に行かなかったことが、その後の生き方に影を落としたという事はなし。
ですので「小さい頃にワクワクしながら児童書やファンタジーに接した」という記憶もほとんどありません。本を読み出した時も児童文学と言われる分野に接することなく、違う分野の本を読みました。そもそも「児童文学」と「文学」の差がわからなかったものな。どうして坊ちゃんは児童文学コーナーにあって、猫は児童文学コーナーにないのか理解不能だった。
10代後半になってから(やっと)「児童文学コーナーにある本も読んでみるかなぁ・・・きっと面白いだろーし」と読みはじめました。
ただ、クレヨン王国くまのパディントンは小学生の時に読んだ記憶があります。
くまのパディントン

くまのパディントン

↑今、はまぞうで調べてビックリしたのだが・・パディントンも文庫になってるんだ!
図書の時間(図書の時間って言い方だったかな?台本板と交換で本を借りるシステム)に借りて読んだからですね。パディントンは高学年コーナーにあったと思うけど、クレヨン王国シリーズは中学年コーナーにあったんじゃなかろうか?おもいだせぬ。
両作品共に「けっこう面白いな」という記憶はあります。借りたきっかけは題名と挿し絵に魅かれたから。「けっこう」とかいう感想なんだから、のめり込むほどには熱中しなかったですね。で、クレヨン王国パディントンもシリーズものなのですが・・・1巻、2巻という表記をしてなかった(たぶんね。少なくとも私にはわからなかった)ので出版年数に関係なく片っ端から読んだのです。ずいぶん後になってから「あれ、順番があったんだな」って思いました。基本的には一冊読切りだったから順番は関係ないといえば関係ないんだろうけど、やはり順序よく読むと(さらに)面白かったんじゃねぇ〜かなぁ〜って思う時があります。順番が関係する時もあったし。
ですので、今後も講談社文庫からクレヨン王国シリーズが出版されるのであれば順番通りに読んでみたい。
そーいえば、夏のサーカスがおわるまで。っていう児童書も小学生の時に読んだ記憶があるな。内容は忘れたけど、すんげぇ面白かった。ドキドキしながら読んだものな。夏の課題図書かなにかで買ってもらったのだったよ。気がむけば読み返して楽しんでいたんだった。あまりに好きで、サーカスにでてくるクマの絵を書いたり、簡易ステンドグラスみたいなものまで作った記憶がある。本をよみだしたきっかけは、夏のサーカスがおわるまで。かもしれん。↑再びはまぞうで調べたらヒットした。表紙の画像がないのが残念すぎる。どんな表紙だったのかなぁ・・・。もう一度読みたい。