ああ、つかれた。感情的にもなるよ。

このところ、ずっと雨もしくは曇りですな。
ひさしぶりに用事のない一日で(結局、出かけはしたのですが。たんにフラ〜ッと出かけただけ)疲れがどっとでました。
寝る、カメ、寝る、本、カメ、寝る、メシ、ホームセンターでカメ飼育に必要な用品をチェック、カメの人形、菓子を作る、カメ、メシ、テレビ、パソコンという流れの一日である。寝過ぎは体に悪い。確実に頭痛が押寄せます。テレビはガラパゴス諸島を特集しとるヤツで、カメやイグアナをたくさん観ることができました。
ガラパゴス諸島の特集なり本なりを観る(読む)たびに「きゃわええ。すごいなぁ」と思う以上に複雑な気持ちになります。人間の乱獲によっていなくなってしまった種は本当にたくさんいるのだ。ロンサムジョージの存在を知らぬ人は少なかろう。私だってカメを飼う前からジョージのことは知っておったよ。

昨年、ガラパゴス諸島のイザベラ島にある火山が大噴火をおこし、第一報のニュースでは周辺の動植物が全滅してしまう可能性があると報道しておった。そんなニュースだったのにもかかわらず、その後とんと情報が流れてこないことに憤りを感じたりしたのですが・・実際は植生や動物にはほとんど影響がなかったそうです。溶岩が流れたところは動植物がいない(少ない?)地域だったそうだ。海岸まで溶岩が(大量に)流れなかったことも大きな理由だったんじゃないかな?私の情報収集が甘いのかもしれませんが、被害は当初の予測よりかなり小さかったらしい。
何が書きたいかというと、人間は種なくなってしまうまで乱獲しつづけるけれど、自然はそこまではいかないんだな。と、まざまざと見せつけるニュースであったこと。自然は時として脅威であるが、どこか甘さがあるものなのかもしれんよ。もっと大々的に取り上げて欲しいニュースだった。
私がガラパゴスの事を考える時、さまざまな憤りを感じるのですが・・そのひとつに「どうして乱獲をした側の人間が、今は{動物保護}という名のもとに、動物と共存している人達に対して自分達の価値観を押付けるのか」ということ。違う例をあげると(ちょっと違うんだけど)「原爆はもう落としません」と叫ぶのは、何故いつも日本人なのか。ということです。非常に憤りを感じる。
とにかく、少なくとも、私は・・乱獲をした側の人間が声高らかに「経験から学んだ。だから他の人にも伝え(強制し)たい」という考えには異論がある。違和感もあるし、嫌悪感も感じるし、学ぶ前に気付けよ。言われんでも学ばんでも、ちゃーんとわかってる人はたんといるんだよ。アンタらが気付くためにどれだけの動物がこの世からいなくなったと思ってんだよ。ほんとふざけた事を真顔で言わんでくれ。と感情的になってしまいます。
そもそもですね、日本生まれ日本育ち、しかもジジババに昔ながらの教育を徹底して受けたワタクシは「経験が大切」なんて思っていないんですよ(特に自分自身に対して)・・・それ以上に、相応という感覚や思いやり、謙虚さなどを叩込まれた。時に言葉で、時に態度で(それが一番だとも思っていませんが、そういう教育を受け影響を受けたことは否定できない。特に相応という感覚に対し徹底反抗した時期があったこともある)とにかく・・「声高らかに主張する」という感覚は私には虫酸が走る。
ええと、話を戻すと・・今日もガラパゴス諸島を特集しているテレビを観ながら複雑な気分になりました。複雑な気分にはなりましたが・・ガラパゴス諸島に関しては本当に本当に良い方に向かった良い例だとも思います。インタビューに出てくる人や働いている人、活動を続けている人・・・みんな地元エクアドルの人です(たぶん)それって大切なことだと思う。・・・勝手な話だけど観ていて、すごく救われる。諸島に対しての徹底(毅然と)した態度も胸を打つ。
私も私の出来ることはちゃんとする努力をしたいです。
書きたいことはたくさんあるんだけど、ありすぎなので打止め。おわり。ははは。