わからんよ

yakuto2006-04-09

本日は桜花賞でした(競馬)毎年、この時期に阪神競馬場桜花賞が開催されます。4コーナー沿いに桜がたくさん植えてあるのですが、その桜はソメイヨシノですので・・・たいてい(すでに)花は散ってしまっています。ああ、桜花賞なのに、葉桜賞になっちってるよ(個人的には葉桜好きです)
でも今年は(関西は桜の開花が遅れたので)見事に満開だったようですね。よかったではないか。
・・・・と、桜の事を書いてはおるのですが、ワタクシは桜の開花予報も花見も思い入れはないです。私にとっての花見といえば、どっかり腰をすえるタイプではなく「ウロつく」タイプ。ウロウロするの趣味ですから。ウロつく系が好きな人間にとっては「桜だけをみる」って事はあまりないと思うなぁ。
でもせっかく桜の事を書いているのですから、桜のことを書くと・・・私が好きな桜というのは(たぶんですよ。間違ってる可能性大ですが)大島桜ってヤツ。ヤマザクラの一種で葉が緑、花弁が白の桜。遠くからみるとほんのり黄色〜黄緑にみえるアレ。私の好きな配色であるし、大木が多いのもなんかイイ。
京都国立博物館にて
京都国立博物館にて posted from フォト蔵
ええと、葉が赤いのもいいですね。とにかく葉と花が一緒に出てくれるタイプの桜が好きです。有名な奈良県の吉野などはやはりイイですよね。
KIF_1104
KIF_1104 posted from フォト蔵
時期はだいずズレますけど、寒桜というのもイイ。たしかアレは花が先だったと記憶するけど、昔「なんか時期外れに咲いちゃったんですかね」と(知らない人に、そして詳しそうな人に)話しかけたら「これは、この時期に咲く桜や」と教えていただいた記憶が鮮明にあります。なんだか力強いような可憐なような咲き方でしたね。はい。
思い入れのない桜ではありますが、幼少時にしつこく観察していた時期がありました。桜というよりも「ちるはなびら」の方。ハラハラと可憐に(時に壮大に)桜の花びらは散りますが・・・花びらでなく、花がポトンポトンと地面に落ちている(あれは散っているようには見えない)んですね。ぜ〜んぶ花に茎をすこし付けて(茎の長さは、だいたい5ミリ〜1センチくらい)落ちている。不思議でございました。
でも、まあ、観察を続けていると理由はだんだんとわかってきて・・鳥さんですよ。鳥さん。鳥さんが茎をプチンとチギッて落としとる。次から次へ落としとる。「な、なんでじゃい!」と毎年(たぶん数年にわたって)疑問に思っていたのですが、ある時{アレは蜜を吸った(食した)後に「これ食った」という感じで落としている}のではないかいな?とフト思いました。フト思った状態で思考停止、今に至っております。真の理由は闇のままなので、理由をご存知の方がこのブログを読んでいらっしゃったらぜひ教えてください。
理由はわからず仕舞いですが、あの鳥達のプチンプチンは見事というしかないクチバシさばきですよ。おヒマな方はご覧あれ。
京都国立博物館には西宮市が寄贈?した桜がひっそり咲いておりました。葉と花が一緒に出るタイプ。たいへんよろしいです。