桃と橘

yakuto2006-03-10

うろうろ歩いていたら桃と橘を発見。過ぎ去ったばかりだけどお雛様っぽいのでケータイ電話で撮ってみました。手前が橘で奥が桃。
でも雛飾りのアレは桜と橘だった、たしか。左近の桜、右近の橘って言うもの。桃じゃないんだよなぁ〜アレは・・・。ま、桃の節句なんだからいいじゃないか。
しかし思い起こしてみると雛飾りで桃を見ないですね。私の記憶違いかもしれんが梅と桜はあって桃はなかった。昔、ババ様(祖母)に「うめももさくらのももがね〜」とか言ったら「しらん」と答えられた気がする。想像だけど今は梅を使っている部分が元々は桃だったんじゃないでしょうか?「左近の桜」が桃だったとは考えにくい。それとも桃は別に飾っていたんでしょうかね?桃の節句と言われているのに桃がないなんてヘンだよ。
以前、雛人形ばかり展示ている展覧会に行った時に詳しく書いていた気もするけれど忘却の彼方に・・。カタシロから展示してあってオモシロかったです。展示品のほとんどが男雛が向って右、女雛が向って左だったので公家飾りで典雅な印象を受けたなぁ・・。アレは至福の時間であった。
地方によっては代々雛人形を受継いでゆく風習があるそうで・・はじめは男雛女雛を揃え、次の世代に譲る時ひとつ道具やら人形やらを買い足してゆくんだとか。かたや流し雛、かたやこういう風習があるってとても日本っぽい気がする。
うろうろ歩きで思わぬ発見があると良い一日だった気分が増します。