さいなら天ちゃん〜その後〜

yakuto2006-02-21

我が家にはカメゲージが3つあり、天山は風雨と同居していました。天山が感染する病気が原因で死んでしまったのであれば、同居していた風雨は危険です。天は病院に連れてはいけなかったけれど、風雨は連れてゆきました。
先生にはゲージの環境、元気だったかどうか・・火葬したとき異物が混じっていなかったか・・色々聞かれました。
結果から書けば、風雨は元気そのもので感染するような病気には罹っていないとの事。異物を飲込んだ形跡もなく、飼育環境も悪くない。そして解剖をしていないのでハッキリしたことはいえないが(解剖してもわかるかどうか自信がないと断りつつ・・)天山の死は心不全かなにかが原因の突発死ではないか・・ということでした。
『何がなんだかわからない』と思いました。「子ガメは心不全などで・・突然死する時があります。いくら注意をはらっても。・・でも、つらいよね」と先生は仰って下さいました。
そう、理由がわかってもつらいものは、つらい。それに「だとしても、どうにかできたんじゃなかろうか。別の人が飼っていたら違ったんじゃないか」と思います。生死というのは人智のおよぶ領域ではないのかもしれないが、私は往生際が悪いので「しかたなかった」で済ますことができそうにない。
「長いあいだ苦しんだと思いますか?」と質問したところ「何ヶ月も病気をほったらかしにされて、劣悪な環境で亡くなる場合と違い・・苦しみは短かったと思います。」と。短くても苦しかったんだろうなぁ・・・・どんな答えが返ってきても落ち込むような質問・・すんなよ。と、うなだれつつ「風ちゃんは元気でよかった」と言い合いました。
風雨は今も元気です。私は感情に波はありますがセッセと水替えにはげんでいます。天がいなくなったとたん、うちのカメ達の世話が『ものすごくラク』に感じました。やっている作業は以前と一緒なのに、感じます。ラクだと感じれば感じるほど、いなくなったことを実感し切なくなります。
ツライ事は誰かに話たり、こうやって書くと心が落着く・・。という考えもあるけれど、大別してスッキリする場合と、より一層落込んでしまう場合があるんじゃないでしょうか?今のところ私は完全に後者のようだな・・とあらためて思います。
次に天山のことを書く時は、楽しかった思い出話になります。