ひさびさに大勢の人に会う。チラッと顔を出して、チラッと帰ろうと思ったけれど、見つかって捕獲された。で、その人と話していたら、べつのところから「聞き覚えのある声がすると思ったらー」と、またもや捕獲。そんでもって帰ろうと思ったら、建物の外で捕獲。ふただび屋内に入り、捕獲。ちやほやされた一日で畏れ多かった。
延々と専門的な話をして、あきれられたり、あまりに地味に暮らしているからもうちょっと派手さがあってもいいんじゃないか?と、なにか誘われたり、「また寝込んでたんだってー」と心配されたりした。その情報は一体どこから……。
それより、いつも美術のことばっか話しているメンバーだから、今更ながらにビックリすることがあって、今回ビックリしたことは、しょっちゅう会って一緒にやってる人が、その昔、美術評論を書いていたということだった。そんな職業だったの?描く方じゃなくて??と思ったけれど、よく聞くと本職はまた違うらしい。その本職を良く聞かないまま私は帰ったので、またいつか気まぐれで雑談になった時にでもわかるかな?と思う。