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「これ私にとってめっちゃ大事」と思っていて、やっぱり大事だな。と引っ越しを通して再確認したもの、鳥の置物。写真のおかたは体は木の実みたいですけど鳥なんです。鳥人伝説っていうのが伝わる島から連れて帰ってきた。手におさまるくらいのサイズで（小さい）つるつるすべすべしております。
この人と出会ったのは１０年以上前で、物々交換だったか、なにか交渉して買ったものであります。言葉は通じなかったけどなんとなくお互い納得した取引だったような気がする。そのお店（露店というか青空市場というか、人が通ったから店を開きましたよ。という感じだった）には石の加工ものと貝殻を使ったものばかりがあって、木のものはすごく少なかったです。少なかったから目立っていたというのもあるけれど、私にとっては突出して良いように感じたのでした。
独り占め大好きで、あまり人とわかちあわない生活を送っていますけれど、この鳥は「これいいでしょー」と自慢してます。隠しておけないくらい気に入っているということなんですけれど、こいつと出会ってから１０年以上、私の中では不動の地位を獲得しておられます。