カメ関係で知り合った人がおり(その方は植物に詳しく、別段カメは好きではない。)幼稚園の頃から40年くらい(以上)年賀状はゴム版で作ってるんだそーです。年に一度のゴム版制作事業で、ご家族の分も摺って、お仕事柄多くの人に出し…その中にはずっとずっと年賀状を大切に保管して下さっている方がいる事を、ある日知り(保管している年賀状をズラッと見せてもらったんだそーです)自分も残していない年賀状を40年も大切に保管してれている事がとても嬉しい。という話をしていただいたことがあって、そりゃあ…すごいものだなぁ。
なにかの折りに木版のお礼状(挨拶状だったかも)を出したのをきっかけに、上のようなやりとりになったのですけれど(相手の方から「あのハガキは木版画ですよね?」と言われた)その方に「ゴム版を見せてくれ〜」と言い続けたら、「いやいやそんな恥ずかしい」と謙遜し続けられたけれど、年賀状くれた。「けっ!なんだよ、めちゃくちゃうまいじゃないか!しかも味があるよ」でした。相当やってる人が身につけている手法を使っておられ、またそれが手法だけにとどまらず、ちゃんとご自分のものにされているのがすごすぎた。おそらく色の勉強もされていて、色調も素晴らしかった。
次に会ったら、謙遜しまくっていた今までの事を散々責めなくてはいけないな!とココロに誓う。40年以上、その方の年賀状を保管されている方のコレクションがめちゃくちゃ見たい。小さいギャラリーで個展をすればいいと思う。