yakuto2007-08-07

8月第一週に同居人が学会で東京に行ったので、私もそれに合わせ同居人より一日遅れで帰省(同居人の実家へ)
上京する数時間前に非常事態がおきてバタバタし、その流れで友達との約束を断ったり、2日間ほとんど眠れなかったり、でも気だけは張っているので全然疲れなかったです。帰宅して気が緩んだとたん疲れたけど。背中にピキッと痛みがあり『もしや頚椎?』と不安にさいなまれている最中。
むこうでは時間はあるけど身動きがとれない状態だったので、隅のほうで大人しくなってすごす。そうしていたら同居人が「時間があれば行きたいって言ってたんだから一人で行ってきなよ。で、そのまま(自分たちの)家に帰ればいい」と言ってくれたので、お言葉に甘えてカメ会議に参加。ギリギリ駆け込んで聴講。かなりシビアな内容なんだろうとは予想していたのだけど、そうじゃない部分もあったり、もちろんそうである部分もあったりして有意義な時間でした。学会のスタイルをとっているので15分発表〜質疑応答。という流れにもかかわらず15分で終らない場合が多くておかしかった。時間が延長しても聞きたい内容ばかりだったので、いっそのこと15分と決めなくていいのに。と思ったけど、無制限にすると1時間でも2時間でも半日でも発表しそうな(熱気にあふれた)雰囲気だったので15分という枠は必要だったんだなと思い至る。伝えたいことを時間内に要約することも時には必要だろうし、だからこそハッキリ伝わることもあるし。
そーいや発表は熱気にあふれていたけれど会場内はやけに寒かった。みなさん野外活動などしている精鋭が揃ってるんだから、いっそのこと冷房なくてもいいんじゃね?夏なのに寒いなんておかしくね?外ではセミがうるさく鳴いてるじゃないかよ・・・と冷房嫌いな私は内心ブーブー思う。
外来種や在来種問題などの実際的な活動報告や問題定義はもちろんメインテーマとしてあるけれど、人の手によって無残にも虐殺、撲殺されたカメの写真。釣り糸や投棄されたゴミに絡まって溺死、釣り針を飲み込んでしまい衰弱死したカメの写真。などの公開発表もあり(私はそれらの写真をweb上で公開されているのを見てはいたのですけど)『あ、あの写真が出るのか』とわかったとたん、思わず目を逸らしてしまったです。それらカメ*1の受難について発表された方は、怒りや憤りを胸にもった上で静かな発表をされ素晴らしかったです。会場だってシーンと静まり返っていたもの。質疑応答の時に『私はそんなカメを見るのはとても辛くてたまらないのだ。でも現実としてあるのだ』という感じのツライ表情を一瞬されたのが忘れられない。私は目を逸らさないで、ちゃんと写真を見なくてはいけなかったんだよな。と反省したです。向かい合っている人というのはすごい。
ほかの発表で質問したいことがあったけれど、度胸足りずで質問できなかったのが重ね重ね残念。
カメ会議終了後、いつかお会いしたいなぁ(って人はいっぱいいたんですけれどね。矢部せんせーとか)と思っていたおひとりと短い時間だったけどお話しができて嬉しかった。私はその方のサイトでずいぶんカメの飼育について勉強させていただいたのです。飼育本も手当たり次第読んだけれど、そのサイトを読んで教えていただいたのは、自分で考え答えを出すことだったと思います。
カメ会議についてはいくらでも書けそうだけど、書くには難しい内容もあるのでまたの日に持ち越し。
その後、大急ぎで東京駅へ。京成上野まで行くか日暮里で降りるか迷って日暮里で降りて乗換え。正解でした。東京駅には約束を断った友達が見送りにきてくれたです。1時間ちょっとしか会えないのに1時間弱かけて来てくれたです。ありがたや。なんていうかこの人は私のことが大好きなんだな〜。と実感。なんかベラベラどーでもいいといえばどーでもいい話。どーでもよくないといえばどーでもよくない話を延々としたです。ま、それが楽しいわけなんだけど。次は友達の家に泊って下らない話を夜通ししようとひとりで勝手に心に誓う。
自宅についた時は日付がかわっていて、なんだかもうヘトヘトだったけれどカメやメダカ水槽などをチェック。カメは足をのばしたり、水の中で首をひっこめたりして寝てたです。
私の帰宅から1日遅れて同居人も帰宅。同居人は帰宅後すぐにタカラヅカスカイステージ*2を眺めながら「あ〜やっぱタカラヅカはいいねぇ!やっぱタカラヅカだよぉ。」とほざいていた。それから「カメ会議どーだった?楽しかった?」と聞いてきたので、はるばる九州からカメ会議に参加た小学生が発表した内容を実演する。実演した私がうろ覚えだったので、その発表の楽しさを同居人に伝え切れず無念。
写真はカメ会議のプログラム。表紙の絵はニホンイシガメの赤さん。

*1:カメのみならずの話だけど

*2:宝塚歌劇の専用番組