おおぜいの人に

昨年出版された「イシガメの里」という図鑑絵本(というのかな??)が小学校中学年(3,4年生)の夏の課題図書に指定されたようです。

イシガメの里 (わたしのワンダー みぢかな生きもの)

イシガメの里 (わたしのワンダー みぢかな生きもの)

本屋でウロウロしていたら、金ピカ(課題図書シール)のシールが貼ってある帯がつき、平積みされていたので「おお〜新しい帯がついてる。つーか・・初版では帯がなかった」と(すでに家に一冊あるのに)買いそうになりました。
淡路島に住むニホンイシガメ(クサガメもちょっとでてくる)の生き方が素晴らしい写真と共にまとめられた本です。
『課題図書』指定というのは絶大な効果があるんですよね。私がここで「イシガメイシガメ」と書いている何千倍・何万倍も効果があるのだよ。
普段、本を読まない人(これは子供のみならず親御さんも含めて)が手に取る。今まで全然興味のない分野だったけれど『課題図書』の金ピカシールにつられて手に取る。手に取るということは本を通じて(その本で書かれている向こう側に)興味を持ちはじめる可能性があるわ韻任后
もともと興味を持ち「みんなに知ってもらいたいなぁ」と思っている者にとっては、興味をちょっとでも持ってくれるというのは・・とても嬉しいことだよね。それはカメだけじゃない。読書自体に興味を持ったり、歴史に興味を持ったり、写真や音楽・・それはもうなんにでもあてはまる。
「イシガメの里」に話を戻すと、ニホンイシガメに興味を持ち、自然に興味を持ち、生態系や多様性、過去や現在人間がしてきたこと、それを通して自分はどうしたいのか?と、いろんな事に興味を持ち、考える子(大人も)あらわれるかもしれない。よね。
課題図書指定の金ピカシールは目立ちますので(特集を組んでいる本屋も多いだろうし)もし、見かけたら手にとってパラパラめくってみてくれると(私的には)「わ〜い!」であります。

もしかしたら「イシガメの里」が置いてある付近に↓の本などもあるかもしれません。
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カメのかいかたそだてかた (かいかたそだてかたずかん8)

カメのかいかたそだてかた (かいかたそだてかたずかん8)

私が好きな本ばかりです。