神戸ワイナリー〜その2〜

yakuto2006-06-15

テイスティングをするため、部屋に戻ると・・ズラ〜ッとワインボトルが並んでいて、壮観。
赤ワインは小さいグラスと大きいグラス(ちゃんとした名称があるのでしょうが、私は知らぬ)に同じワインをいれ香り比べをする。初心者の私は『グラスでこんなに違うのか!』と思いました。強く香るとかそういうモノではなく違うワインのように感じました。室温やコルクを抜いてからの時間なんかでも違うんでしょうね、きっと。くわしくはこちら(http://viteitalia.com/allaVignaGiugno2006.htm
個人的嗜好では2000年か2001年の白が一番うまいと感じる(どっちか覚えていない時点でアウトだけどさ・・)両方甘口で、どちらか一方が格別甘いのです。もう一方は(私には)ほどよい甘さでありました。何度も飲んだ。
赤の良さはまだよくわからなかったです(いやさ、白もわかってないけど)赤のどれかが飲みやすいと思ったのですが(どうして飲みやすいと感じたかは不明)それがどれであったか覚えておらず。そして反対に「コ、コリはなんだか口に合わないというか・・なんだコリ!?」と思ったものも1本あったのですが、どれだったか記憶せず。
ズラ〜ッと並んでいるのが面白くて、いれては飲み、いれては飲みをしていたのがダメだったのでしょう。
しかし、やたらめったら飲み比べていた時に、なにかピンと来るものがあったのです。もうちょっとでレベルアップしそう・・みたいなかんじですかね。
テイスティングしている時にまわりの方やワイナリーの方がいろいろ喋っていました。盗み聞き大好きの私としては、もちろん盗み聞きしたのですが(情景としては、勝手に(さりげなく)後ろの方で輪の中に入っているんです)・・・呪文にしか聞こえません。でも、とりあえず呪文は呪文として(なんとなく)頭に入れて帰ったのです。レベルアップしたら「あれはこういう内容の呪文だったのだな」と開眼する日がくるかもしれないので。今回おぼえた呪文は「ビックヴィンテージ」でした。さんざんお話を聞いたあとに「ええと、それは『凄い年!』ってことですか?」と聞いたのはワタクシです。こんな初心者でも温かく迎え入れてくださるみなさんなのです。
神戸ワイナリーでは目指しているワイン(味)というのがあり、言葉にすると「エレガントなワイン」なんだそうです。お話を聞いていると「こういう味は目指している味じゃない」「上品に仕上がった」という言葉をしばしば聞きます。どういう味や状態のことがエレガントなのか?反対にどういう味がエレガントではないのか?まだまだ私にはわかりませんが、聞いているだけでワクワクします。
ワインとは全然関係ないのだけれど今年の気候の話をしていた流れで、三田村先生(神戸ワイナリーの顧問でいらっしゃる)に我が家のメダカの話を披露?し帰る時などは励ましてもらったのである。嬉しかった。
おわり。