そうであるかもしれない

yakuto2006-04-12

同居人はカメ達の世話をほとんどしませんが(私はそれでいい)間接的に戦力になります。
同居人の専門分野は有機化学。なんか難しそう・・。そして中高校生の時は生物部に所属し、淡水プランクトンの研究員になりたいな〜なんて思っていたらしいです。6年間、えっちらおっちら各地の池にプランクトン採集に行っていたんだとか。これが戦力になります。ある日、「カメ水の疑問なんだけど、ただの日なた水とかカルキ抜きを使っただけの水だと・・カメの水カビ病が悪化しました」と報告したところ、瞬時に「それカルキの抜けすぎなんじゃないの?」と切り返されました・・へ?カルキって抜けたほうがいいんじゃないのですか??そういえば金魚水なんかはカルキ抜き入れすぎるとダメだとか聞いたことが。
カルキは雑菌の繁殖を防ぐために入れてるのだから、カルキが抜けすぎる(まったくなくなる)と菌は繁殖しやすくなる。とのこと。「ミネラルウォーターが腐りやすいのは消毒薬が入ってないから」と付足す。・・そういえば何かのカメ本でミネラルウォーターをカメ水に使うのはやめた方がいいとか書いてました。そういう理由も(が)あったのですか。
カルキが抜け過ぎた水をカメ水にした場合菌が繁殖しやすい。そこに水カビ病にかかったカメを入れる・・ものすごくカビ菌が繁殖してしまって治りづらくなる。ということですか?「そういう可能性があるね。」ほほ〜!
じゃ、グリーンウォーターにしたら一発で治ったのだけど、それはカルキが抜けきったあとに新たに(カメ達の皮膚には良い)プランクトンなり菌が繁殖したということですか?「そういう可能性は考えられるね。水カビ菌を分解する菌が発生したとも考えられる。水清ければ魚は住まずってヤツですよ。そーいえば四万十川って思ってたより水清くなかったなぁ。いっぱい生き物がいてビックリしたもん」なるほど、そ〜ですか。脱線を含めてありがとう。
では、水道水をそのままカメ水に使用した時、それはそれで水カビ病が悪化したんだけど・・それは消毒薬(カルキ)の量が多かったということですか?「その可能性はあるねぇ。病気のカメちゃん達(ちゃん付けで呼ぶのが同居人風)には濃度の高い消毒液(カルキ)が皮膚への負担になったのかもしれないねぇ」それは説明されなくてもわかります。
カメを飼いはじめてから『どーして普通の日なた水(カルキ抜き使用水)とグリーンウォーターではカメ達の状態が違うんだ』と思っていたので、ちょっと納得です。
さいごに、もう水カビ病も完治して半年以上再発していないので水道水で飼育しても大丈夫だと思う?という質問には「わからない」でした。そりゃ、そうか。「まぁ、水カビ病だった時と比較したら大丈夫度は格段に上がっているかもね」今後のカメ飼育への参考にさせていただきます。
さいごと書きつつ、まだ聞いたのですが・・書くのが面倒になってきたので、またいつか・・・。
カメ飼育1年目の夏は疑問ばかりで幕を閉じましたが、今年の夏はグリーンウォーター内のプランクトンを観察しまくってやる!(野望)去年、何度か観察した時は「珪藻」と分類されているプランクトンがいました。
確実にわかっている事は唯一つ「汚れた水をほったらかしにするのはいかん」という事です。