先月のはなし。

yakuto2006-02-08

 同居人のタカ氏も私も相撲観戦に熱心ではありません。「いつか升席で観てみたいよね〜」と話しながら、テレビ中継すら観ません(観ても幕内からです)まぁ、かろうじて結果を知ってるていど。
 しかし先月16日のNHKテレビ中継は、はじめから仕舞までシッカリ観戦しました。
 デーモン小暮閣下がゲストとして出演なさったからです。ちなみに私は閣下のファンではありません。タカ氏もたいしてファンではないようです。でも想像はつきます『閣下がゲストの大相撲中継・・楽しいんだろ〜な〜!』(と思えるくらいの好感は閣下に持っていました)
 午後1時から6時まで・・『時間を忘れてとは、まさにこの状態を言うのだ!』と放心するほど熱中しましたよ。たいして興味もない相撲に。
 番組開始直後は、テロップの「デーモン小暮閣下」という表記や、アナウンサーが「デーモンさん」とか「閣下」とか決まった呼び方をしないことに面白味を感じていたのですが・・・
 閣下の知識とお喋りの達者さ、気配り等、あげればキリがありませんが、とにかく相撲初心者にも上級者にも、それぞれに伝わる楽しさを披露してくれたという感じです。
 そんな難しいことをサラッとやってのける閣下は、やはり閣下と呼ばれるにふさわしい。「世を忍ぶ仮の姿」を連発なさっていたことも楽しさ倍増でした。
 一番印象に残ったのは、アナウンサーがとある質問をした時の閣下の返答。(なかなか相撲の核心にせまる質問だったことだけは記憶にありますが、内容を忘れてしまいました)
「そんな難しい質問をこの短時間でこたえろと言うのか」というような言葉を返したんですね。その後それなりに返答はしていましたが、そういう切り返しができる度量。そしてその誠実さに私は一気に閣下のファンになったのでした。
1年に1回くらいの割合で閣下がゲスト出演してくれたら、相撲ファンになるかもしれません。

さいごに。ブログ初心者ですがどうぞよろしく。
カメの歩みとウサギの歩みを念頭に、着実さと気まぐれさを織りまぜて続けたいと思っています。