すごくあこがれていた木版画作家さんと、いろいろ話せた日。
もともと彫刻をがっつりされていた方で、そこからどうして木版画に移行していったのかとか、その方の今までの事なんかも聞けて大変刺激を受けたのでした。
今度、その方が使っておられる練り墨をわけてもらえることになり、うわーい。でありました。同じ練り墨を使っていると思っていたのだけれど、話をしているとどうも違うらしいということが判明し、わけていただくことになったのでした。私の使用しているのは奈良の墨屋さん(っていうのかな)から分けていただいていて、その方は京都の墨屋さんなのだそうです。両方、商品としては流通していないものを分けていただいているので、話してみないとどこのどういうものを使っているのかわからないものだなーと思った。
話があっちこっちにとぶのだけれど(お互いの愛犬の話とか)道具の話は尽きないのでした。は〜1年くらいまったく違った手法でやってみようかとつくづく思った。墨一色で1年やったら面白いと感じた。でも、これはここ何年かずっと思っていたことで、思っていたけれど怖くて手を出さないことでもあったのでした。いい機会だからそろそろ見る前に跳んでみようかと思う。作品自体の大きさも。