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かなり芽が出てる。

たまねぎ
野菜や植物、雑貨など身近にあるものを木版画にする知人がいるのだけれど、着眼点や切り取り方がとてもよく、私がまじまじと（知人の）作品を観て感心していると（感心というか褒めちぎっている状態）本人は「ただの主婦ってだけやん」と笑うのですが、彼女の言うただの主婦の偉大なことよのぉ…最近「こりゃすげーな」と思ったのがエリンギを題材にした作品。ひだの部分の表現がとても品があってよかった。植物の生き生きとした。という面ではなく、ひっそりした佇まいだとか、コロンと転がっている様を表現できる（する、したい）人なんだと思う。
ひっそりした佇まいというのは、その知人そのもので、時々「作品と本人はどこかやはりよく似てるんだなぁ」とハッとすることがあるのだれど、もちろんそうじゃない時もあって、そういう時は「ああ、こういう面も持ち合わせた人なんだなーおもしろいなーあははー」と思うんだから、いい気なもの。